メイクブラシの素材について

メイクブラシの良し悪しを決めるのは毛先の品質です。

素材の毛丈や毛量もまた、メイクブラシ作りには大切なポイントです。

さらに、カラーの発色を高める為に毛の密度を上げたもの、美しいカラーグラデーションを作る為に毛先の揃え方を工夫したものといった具合に、一本一本のメイクブラシに様々な趣向をこらし、現代メイク界に緻密に対応しているのがTAUHAUSのメイクブラシです。


TAUHAUSのメイクブラシは、使い易さ、用途に合わせて数種類の毛を選別し、毛の長さ、ハリ、しなやかさなどの毛質の特性を生かしたブラシ作りを行っています。

また、それぞれの素材の長所を合わせ持たせた混毛ブラシもございます。

ご購入の選択の際には、どうぞお気軽にご相談ください。

粗光峰(山羊)

メイクブラシに多用される山羊の毛は部位によって特長が分かれ、呼び名もまたそれぞれ異なります。

「粗光峰」は毛丈の長いやわらかな山羊の胸元の毛を指し、 フェイスブラシやチークブラシなどの大きめのパウダーブラシに適している高級部位の毛です。

肌あたりの良さと適度なコシを合わせ持つ素材です。

灰リス

最高級の毛と称されており、しばしば入手困難となります。

毛筋が細く非常に滑らかな毛質で、チークなどのパウダーをふんわりとソフトに入れたり、メイクの仕上げにフェイス周りの余計な粉をひと払いする時に重宝します。

松リス

やわらかく繊細で、肌あたりがソフトな毛質です。灰リスよりも若干のコシがあります。

粉含みも良く、カラーパウダーのぼかし、自然なグラデーション作りに最適です。

イタチ(ウィーゼル)

しなやかで肌あたりが良く、弾力性に富んだハリ、コシのある高級毛です。

一本一本のまとまりが良く、もたつきなく美しい発色を叶えます。

パウダータイプとリキッドタイプに両対応できる毛質です。

コリンスキー

まとまりよく、しなやかな跳ね返りがあります。

毛先は繊細で、肌あたりは非常に滑らかです。

イタチの仲間の中でも、バランスに優れた最高級毛です。

水ムジナ(ウォーターバジャー)/ムジナ(バジャー)

アナグマの仲間の毛で、毛元は太くてコシが強く、毛先は細く繊細な毛質です。 特に水ムジナは高級毛とされています。

ドジャコウ

コシとハリのある素材で、主にアイブロウブラシに使用されます。 上質なものはムジナよりも毛先が繊細でライン取り等にも適しています。

馬毛

一括りに馬と称するのが難しいほど、各部位の毛質に差があります。 基本的にはコシが強く耐久性があり、毛筋が太く、肌あたりは堅めの素材とされますが、 尾の部分の滑らかで上質なものだけを選り、他の素材と混ぜ合わせたりすることで、 肌あたりの良い上質なメイクブラシとなります。